常に誠実な行動を心がけることが大事

• 組織で働く社会人として

相手に誠実であること

組織の中で働く上で、人との関わりは常に発生します。人と一切関わらないで仕事をするというのは到底無理なことです。人と関わり仕事をする際には、誠実さが重要になります。誠実さを持って人と関わることで相手からの信頼を得ることが可能です。信頼が得られれば、仕事がスムーズに進みます。またより責任のある仕事を任されることもあるでしょう。そうやって仕事をしていくことで後々他の人よりも早く昇格しやすいという魅力もあります。

嘘をつかない

誠実さといえば、まず挙げられるのは嘘をつかないこと。当たり前のことですが、嘘をつかないことは信頼を得る上でとても大切です。 仕事に遅刻した理由から今ダイエット中といった嘘まで、大なり小なり嘘にもたくさんあります。嫌われたくないからとついつい嘘をついてしまうこともあるでしょう。しかし、1つでも嘘をついてしまうと、辻褄を合わせるために他にも嘘をつかなければならなくなってしまいます。また既に嘘をついているからと罪悪感が薄れ、2つ、3つとどんどん別の嘘をつくようになってしまうこともあるようです。 そうして嘘をついていると、それがバレたときに一瞬で信頼を失ってしまいます。信頼関係を築くためには時間がかかりますが、失うのは一瞬です。おもちゃのジェンガのようにガラガラと崩れていきます。嫌われたくないからとついた嘘が原因で、嫌われてしまうこともあるのです。そのため、どんなに些細なことでも嘘はつかないようにしましょう。

自分に間違いがあれば素直に認める

うまく物事が進んでいるときほど、自分を過信してしまうもの。自分は間違っていない、相手が間違っていると思い込み、自分の非を認められないことがあります。しかしそれでは誠実とは言えません。本当に間違いがあるのにそれを認められないと、相手の反感を買います。反感を抱かれながらともに仕事をするというのは、相手にも自分にもストレスになり、仕事もうまく回らなくなるでしょう。 間違いを指摘された場合は、一度冷静かつ客観的に物事を見つめ直し、本当に今のままで大丈夫なのか考えることが大切です。そしてももし間違いが合った場合は素直に自分の非を認め、謝罪することこそが誠実であるといえるでしょう。

約束を守る

調子の良いことを言って相手を期待させ、その後それを裏切る行為は誠実とは言えません。しかし反対に、どんなに小さな約束でもきちんと守る人は誠実に見え、相手からの信頼も高くなります。誰しも、やってくれるかわからない人よりも、しっかりやってくれる人にお願いしたくなるものです。できない約束ははじめから結ばない、約束をしたらちゃんと守る、この2つを常に心に留めておくようにしましょう。 そうは言っても、状況の変化により約束を守るのが難しい場合もあります。どんなに注意していても、間違いを起こしてしまうときはあるものです。自分の過失によるものだけでなく、外的要因により約束が守れなくなってしまうこともあります。そういうときは約束を反故してしまうことを理由も添えて誠心誠意謝り、代替案を提示するようにしましょう。そして相手に与えてしまう不利益を最小限に抑えるために行動することが重要です。